NM.TV(中津川テレビ)

中津川は、山形県飯豊町にある小さな村です。日本の多くの小さな村と同様に、必死で生き残ろうとしています。300人余りの住民の平均年齢は、65歳以上で、子供たちは村には少数しかしません。
nm.tvはコミュニティーメディアとして、デジタルサイネージを革新的に使用したもので、小さなコミュニティーで、科学技術がどのくらい役立つのかを調べるための試みです。

持続可能なコミュニティーをつくることは、日本中の課題であるばかりか、他の国々の多くの田舎町の課題でもあります。私たちは世界と共有することが出来る、最優良事例を確立したいと考えています。

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東北学生インターンプロジェクト

毎年3月に、在日カナダ商工会議所(CCCJ)との共催で、Ganbatte 365では、東北の高校生のグループのために、東京での一週間のホームステイと職場体験を実施しています。
多くの学生たちにとっては、この大都市を実際に経験する初めてです。彼らが高校生活の最終学年に直面し、自分の将来について実際に考え始めようとしている時、ちょうどいい時期に訪れる目を見張る体験です。ホストファミリーや企業にとってもまた、これは東北と結びつくとても素晴らしい機会です。私たちのボランティアの多くが、このプログラムから、生徒たちが得たものと同じくらい、多くのものを得たと感じるとコメントしています。

TomosuRun

2016年で5年目になるTomosu Run は、陸前高田から、大船渡を経由して、釜石まで、岩手県沿岸を走る毎年恒例の60Kmのマラニックです。(マラニックとは“マラソン+ピクニック”のこと)この3つの町は3.11の津波で、大きな被害を受けた場所でした。Tomosu Runの目的は、人々を結び付けることです。沿岸の町を横断するイベントに、近隣のコミュニティーが一体となること。人々が参加するために訪れ、走っている途中の多くのエイドステーションで、地元の人たちとふれあうこと。そして勿論、参加者同士が一緒に走るのを楽しむことを大切にしています。

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 GanbatteTV

Ganbatte TVは、NPO活動に関するニュースを、人々が集まっているその場所まで、配信する方法について考える革新的なプロジェクトです。NPOやプロジェクトに関する情報発信や発表のための専門のメディアをつくることによって、これらのプロジェクトに関して、通常なら決して耳にしない聴衆とつながることが出来るのです。

これは、NPO活動への認識を高めるための事例において、具体的な目的を持ったコミュニティーメディアをつくる、私たちの初めての試みでした。私たちは東京の中心地の6カ所に、専用のディスプレイを設置し、少なくとも十数カ所にコンテンツを配信しました。

このプロジェクトで私たちが得た教訓の多くは、中津川でのnm.tvを立ち上げる時に、私たちの助けとなってくれるでしょう。私たちは近いうちに、更に大規模で素晴らしい Ganbatte TV 2.0を、再び開始することを望んでいます。

テクノキッズ東北

テクノキッズ・ジャパンと提携し、私たちは宮城県、岩手県、福島県にテクノキッズ・カリキュラムを導入しました。4歳の子どもたちが、全てのインストラクションを英語で受けながら、PCスキルを実際に体験しました。
子供たちは人気の有るソフトウエアプログラムの使い方を学びながら、自分自身でプレゼンテーションをする練習をしました。接したことの無い言語で、今まで見たことが無いテクノロジーについて全く抵抗なく学ぶことができました。

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 3.11 復興ビデオ

その当時、Ganbatte 365は、3.11の日本への支援の波の最初の高まりが引いていく直後に始まりました。日本からのニュースがぽつぽつとしか伝わらないのは、明らかにマイナスでした。そのニュースのうちのほとんどが、福島県の原子力発電所災害に焦点を当てるものでした。日本国内においてさえ、東北がどのようになるのかということに関して、多くの混乱が有ったのですから、日本以外の国々がさらにどうなっているか判らないのは当然です。
しかし、私たちが目にしたものは、自発的に結成された驚くべき数のNPOやプロジェクトでした。それらは家屋から泥を掻き出しから、トラウマやストレスを持つ人々を支えるまで、あらゆることに取り組んできました。このような草の根プロジェクトに参加した多くの人々は、現地迄足を運んで、そこでの支援活動に忙し過ぎて、自分のしていることを世界に伝えるなんて、考えてもいませんでした。
私たちは、次の両方の支援が出来ると思っています。日本の再建の前向きな話を世界に伝えることと、そして小規模なNPOとプロジェクトへ、多くの必要なPR情報源を提供することです。